涅槃会(ねはんえ)
■日程
2月18日 11時~12時
【会場】太光寺 本堂
【会場住所】広島県広島市西区田方1丁目551番の1
仏教の開祖である釈尊入滅の日とされる二月十五日に、仏徳を讃歎して行われる法会で、涅槃忌、仏忌、常楽会とも呼ばれます。
お釈迦さまが入滅された日にお徳を慕い報恩感謝の気持ちをあらわす祈念法要をいたします。
「遺教経」
感情に流されぬようにするなら小欲を知ろう
悩みを無くそうとするなら知足を学ぼう
安楽を求めるなら遠離となろう
成就しようとすれば努力を怠らず
信念によって煩悩を抑えよう
心を制御するには坐禅をしよう
智慧によって欲や執着を抑えよう
心の平安を得ようとするなら無意味な議論をやめよう
現代にも通じるいろいろな智恵にふれてみませんか。
概要 | お釈迦さまが入滅された日にお徳を慕い報恩感謝の気持ちをあらわす祈念法要をいたします。 「遺教経」 感情に流されぬようにするなら小欲を知ろう 悩みを無くそうとするなら知足を学ぼう 安楽を求めるなら遠離となろう 成就しようとすれば努力を怠らず 信念によって煩悩を抑えよう 心を制御するには坐禅をしよう 智慧によって欲や執着を抑えよう 心の平安を得ようとするなら無意味な議論をやめよう 現代にも通じるいろいろな智恵にふれてみませんか。 |
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ここ本堂は、ご本尊(阿弥陀如来)とよばれる信仰の対象として最も尊重されている中心的な仏の姿を表現した像が安置されている仏堂です。 仏とは元来、仏陀、如来ともいわれ、「真理に目覚めた者」との意味があり、「如去如来」のことで、「真如の世界より来られし者」という意味ですが、それは修業を完成して真理すなわち悟りを開いた人を表します。 悟りとは、事物を如実に観察して今にあることですが、智慧によって煩悩が制御されているので、とらわれのない心の静けさがあるということです。 この煩悩とは、自己中心の考えとそれにもとづく事物への執着のことで、精神的な苦しみについてもそこから発生するとされています。 実際には無いものを有ると考えることが煩悩につながり、苦しみが何か実体を伴って存在しているわけではないと知ることが智慧となります。 この悟りのエネルギーととらわれのない静けさがこの本堂にあります。 静かに座ってみてください。 誰でもない自分をイメージしてみましょう。 肩書や立場やここに来た動機などのあらゆる関係性も忘れてみましょう。 時間も気にせずゆったりとリラックスしてみましょう。 大きく鼻から息を吸って口から吐いて深呼吸を何回かしてみましょう。 何も求めずお参りすることさえも忘れて今ここに座っていることに気づきましょう。 |